認知症について

認知症の基礎知識

p1060521ここでは認知症についての基本的なことをできるだけ簡単にご紹介します。
私たちのホームページをご覧になっている方の中には、例えばご家族が認知症ではないか、どうやって確認しようか、など不安になられている方もあるかと思います。

 私たちは、医学的・生物学的な治療だけでなく、介護(ケア)をよりよくすることで認知症の方とご家族が幸せに暮らせることを大切に考えます。

 

認知症とは

P1060640認知症とは脳が病的な障害によって、一度得た知的能力が著しく低下した状態を言います。その原因はさまざまで、頭蓋内の病気によるもの、身体の病気によるものなどがありますが、最も多いのは「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」です。原因となる病気を適切に治療することで認知症の症状が軽くなるものもありますが、一般的には治療によりもとの状態に戻ることは難しいと考えられています。

 日本ではかつては痴呆(ちほう)と呼ばれていましたが、2004年に厚生労働省の用語検討会によって「認知症」への言い換えを求める報告がまとめられ、まず行政分野および高齢者介護分野において「痴呆」の語が廃止され「認知症」に置き換えられました。各医学会においても2007年頃までにほぼ言い換えがなされています。

物忘れ?歳のせい?認知症?病気なの?

他人の名前を度忘れしたり、昼食に食べたものを思い出せなかったり・・・などのいわゆる「物忘れ」は記憶力や集中力、注意力の低下から起こります。つまり、単なる脳の老化が原因です。このような物忘れも確かに困ったことではありますが、病気によるものではありません。

一方、認知症では人の名前どころか、その人の存在さえも分からなくなってしまいます。今日のお昼に何を食べたのかはもちろんのこと、お昼ごはんを食べたか食べていないかさえも思い出せなくなってしまうのです。

 もし認知症なら、他の病気と同じように早期発見・早期治療が大切です。

 p1060270かかりつけのお医者からご紹介いただく方法もあります

ご本人とのご相談により「専門医の受診」をお考えになる場合もあるかもしれません。
または、日頃からかかりつけの病院があり、お医者と「専門医の受診」を相談される場合には、診療情報提供書を用意してもらってください。